各種調査によると、月の通信量が10GBで足りる方が多いようです。
そこで通信量が10GB未満の方向けに、おすすめの格安SIM・プランを紹介します。
家族割引等は考慮せず、単独で加入する場合で説明しています。
10GB未満の主要な格安SIM・プラン一覧
ギガ | 月額料金(税込) | 詳細レビュー | 公式サイト | |
LINEMO | 10GB未満 | 2,090円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
楽天モバイル | 20GB未満 | 2,178円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
ahamo | 30GB | 2,970円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
IIJmio | 10GB | 1,400円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
mineo | 10GB | 1,958円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
イオンモバイル | 10GB | 1,848円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
UQモバイル | 15GB | 3,178円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
ワイモバイル | 30GB | 4,015円 | 詳細レビューを見る | 公式サイトへ |
一番安いのは、IIJmioだが
通信量10GB未満で料金を比較すると、最も安いのは、IIJmioの1400円となります。

2番目に安いのは、イオンモバイル、3番目がmineoとなります。
この3社は、他社から回線を借りて運営するMVNOで、自社で回線を保有しない分安い料金設定となっています。
特に、IIJmioの1400円は特筆して安いと言えます。
ただし、MVNOは、全体に回線速度が遅く、特にピークタイムは大きく回線速度が遅くなります。
自社回線を使ったMNOで最も安いのは、LINEMOのLinemoベストプラン2,090円です。
LINEMOは、ソフトバンクのネット専用回線で、回線品質はソフトバンクと同等で、MVNOより回線速度は速く、ピークタイムでもそれほど速度は落ちません。

MNOで2番目に安いのは、楽天モバイルです。楽天モバイルの楽天最強プランは、Linemoベストプランと同様に、実際に使用した通信量(ギガ)で料金が決まるプランですが、3GB以上、20GB未満の料金は、2,178円となります。今回は10GBで比較していますが、20GBまで同じ料金ですので、10GBを超えることのある方には、おすすめです。

店頭サポートのあるプランは高い
ワイモバイル、UQモバイルは店頭でのサポートが受けられるプランですが、その分料金設定が高くなっています。
店頭でのサポートが必要な方には、おすすめできます。
ワイモバイル、UQモバイル光回線とセットにすると安くなります。またワイモバイル、UQモバイルは、家族割引がありますので、それらが利用できる方であれば、安く利用することができます。
例えば、ワイモバイルの場合、家族割引(1100円)又は光回線セット割引(1650円)(併用不可)の割引があり、更にPaypayカードで支払うと、187円の割引となり、例えば光回線セット割引で、30GBを、2,178円で利用することができます。

おすすめ3選
IIJmio
快適さでは、楽天モバイル、LINEMOに劣りますが、10GBプランで、1,400円と、他社と較べ、大きく、料金が安いのは魅力です。
速度にこだわりがない方で、料金を少しでも下げたい方におすすめです。
IIJmioは、スマートフォンを安く販売していることも多く、乗り換えと同時に、スマートフォンを購入しようと考えている方にもおすすめです。
IIJmioの詳細は下記の記事をご覧ください。

LINEMO
LINEMOベストプランは、最大10GBまでのプランで、実際の通信量が3GB以下の場合は、990円(税込)となります。3GBを超えた場合、2,090円となります。
LINEMOはソフトバンクのネット専用プランで、ソフトバンク回線を利用しています。回線品質はソフトバンクと基本的に同じですので、MVNOより回線速度が速く、ピーク時にもそれほど大きく速度が低下することもありません。
またLINEMOは、LINEギガフリーと言って、LINEの利用で使われる通信が、料金上の通信量に加算されません。LINEをよく使う方には、お得な料金体系です。
LINEMOについての詳細は以下の記事をご覧ください。

楽天モバイル
楽天モバイルの料金プランは、楽天最強プランとなります。実際の通信量に応じて、3段階に料金が変わります。3GB以上、20GB未満の場合は、2,178円(税込)となります。
通信速度は、MVNOに比べ早く、速度低下もあまりありません。
3GBを超えた場合、20GBまでは、2,178円(税込)となり、それを超えると無制限で、3,278円(税込)となります。今回10GBで比較していますが、20GBまで同一料金ですので、10GBを超えることがある方にはおすすめです。
家族割りやシニア、U22、U12の割引もあります。
楽天LINKによる通話料無料や海外ローミング2GB無料、楽天のサービスでの優待等のサービスもあります。
楽天モバイルの詳細は以下の記事をご覧ください。

まとめ
今回通信量が10GB未満で料金を比較してみました。
最も安いのは、MVNOのIIJmioで、他社が2000円前後の料金設定が多いのに対して、月額1400円と安く料金が設定されています。
速度や快適さはそれほど求めないが、できるだけ安くという方には、IIJmioがおすすめです。
ただし、他社から回線を借りて運営しているMVNOですので、快適さを求めるのであれば、楽天モバイルかLINMOをお勧めします。
楽天モバイルとLINEMOのどちらを選んでも快適さはさほど変わりませんが、それぞれ特徴がありますので、比較して選ぶといいでしょう。
料金的には、LINEMOの方が少し安いですが、楽天モバイルは、20GBまで同一料金で、楽天Linkを使った通話が無料ですので、通話料を考えると、楽天モバイルの方が安くなることもありえます。
楽天モバイルは、海外ローミングが月2GBまで無料ですので、海外に行かれる方は便利です。また楽天サービスの優待が付いているのも魅力です。
一方LINEMOは、LINEに関わる通信量が料金のベースになる通信量にカウントされませんので、LINEをよく使われる方には向いています。
極論を言えば、LINEをよく使われる方は、LINEMO。通話を無料にしたい方は楽天モバイルがいいかもしれません。



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